ピルはなぜ毎日同じ時間に飲まなくてはならないのか

多様な薬と薬のケース

低容量ピルには大きく分けて二種類のタイプがあります。月経周期を踏まえて、月経初日から服用を開始するDAY1スタートタイプと、月経が始まった後の最初の日曜日に服用を開始するSUNDAYスタートタイプの二つです。両者の大きな違いは、週末に月経が来ないようにコントロールできるかいなかの点にあります。SUNDAYスタートタイプでは、週末に月経と回避することが出来るので、彼氏と過ごしたり遠出の外出などにも、煩わしい手間を避けることができるメリットがあるのです。他方で服用開始後1週間は十分に女性ホルモンを服用したことにならないので、コンドームなどの別の避妊法を駆使して、妊娠を防止する必要があります。

いずれのタイプの低容量ピルも毎日、同じ時間帯で規則正しく服用を継続することが大切。毎日規則正しく同じ時間帯に服用するべき理由は、女性ホルモンの体内での血中濃度を一定に維持する必要があるからです。低容量ピルは女性ホルモンを人為的に補給して、脳の視床下部に妊娠していると誤認識させることで、排卵を抑制する作用で避妊効果を発揮します。同時にさらに2つのアプローチで妊娠を防止するわけです。子宮頸部の状態を変化させて、精子が子宮内部に移行するのを防止する効果を発揮します。仮に精子が子宮内部に移行しても、受精卵が子宮内膜への着床を阻害するので、同様に避妊効果をもたらします。このようなコンディションを維持するには、毎日の女性ホルモンの血中濃度を一定のレベルに維持する必要があります。仮に毎日、適当なタイミングで服用をする様であれば、ホルモンバランスが崩れるおかげで、十分な避妊効果を発揮できない化膿性があります。またランダムなタイミングで服用していると、低容量ピルを飲み忘れる化膿性が高くなります。

低用量ピルの避妊効果は飲み忘れてから4日間ほど経過すると、避妊を防ぐことは出来なくなりからです。ところで低容量ピルを服用する動機のなかには、月経困難症や月経不順の改善も副次的に見込めます。しかるに飲み忘れると、ホルモンバランスが再び崩れるので、月経不順や生理困難症にともなう諸症状改善の効果もなしとなってしまいます。

低容量ピルは月経周期にあわせて、自分にとっての最適のタイミングで、服用を継続することが必須です。基礎正しく服用しなければならない理由は、常に脳の視床下部などの内分泌期間をコントロールする器官に、排卵の必要がないと常に認識させる必要があるからです。低容量ピルには21錠型と28錠型の二つがあります。両者の違いは28錠タイプは、7日間は偽薬を服用することにあります。わざわざ偽薬を服用するのは、毎日服用する習慣を実践することができるからです。これも飲み忘れることを防止するための工夫のひとつといえます。せっかくの避妊や月経周期にともなう改善効果も、飲み忘れると短期間で効果なしになってしまうので、服用時刻をアラームに登録するなどの工夫が必要です。